コレウスフォルスコリ

古来、インド及びその周辺各国において、強壮等の目的で食用に供されてきた、シソ科の植物コレウスフォルスコリ(写真1)は、主にその根の部分をピクルスにして、現在も食料品店で常に店頭で販売されている. (写真2、バンガロール市の食料品店店頭に並ぶコレウスのピクルスの壜詰め)1968年にコレウスより単離された、ジテルペン化合物フォルスコリンは、その特徴的な生理活性によりその後多くの生化学、薬理学分野での研究がなされ、多くの論文が、報告されている
写真1 コレウスフォルスコリの根 写真2 コレウスのピクルス

フォルスコリンとは


フォルスコリン
 コレウスフォルスコリ根に含まれるジテルペン化合物フォルスコリンは、微量で強力な活性化因子であることが、数多くの研究により証明されています。(フォルスコリンとアデニル酸シクラーゼ: 佐野 護 「蛋白質 核酸 酵素」Vol 28.No.7、p943~p950(1983)
 白色脂肪細胞、褐色脂肪細胞のアドレナリン受容体(細胞を活性化して細胞内の脂肪を分解するホルモンの信号をキャッチする細胞膜上の受容体)は、
β受容体であることが解明されたが、努力しても体重の減少しにくい人の中に、β3レセプターの働きが元々十分でない人の多いことが明らかになった。レセプターであることが解明されたが、努力しても体重の減少しにくい人の中に、β3レセプターの働きが元々十分でない人の多いことが明らかになった。細胞の活性化を促す成分がフォルスコリンである。フォルスコリンは、CーAMP(サイクリックAMP)レベルを上昇させ、種々の薬物効果を発揮します。
サイクリックAMPの活性化
フォルスコリンの働き

コレウス新規成分

コレウスフォルスコリの研究により、従来知られていた、フォルスコリンに由来するとされる各種の代謝促進作用と全く異なる、各種消化酵素に対する阻害活性(インヒビター)を発見し、その成分がフォルスコリンと異なる分画に存在することが明らかになった。
この成分は、コレウス根に含まれるある種のタンパクであり、でんぷんの消化酵素であるαアミラーゼ、麦芽糖の消化酵素であるαグルコシダーゼ、さらに脂肪の分解酵素であるリパーゼをも阻害することが確認された。
 コレウスEIの各消化酵素に対する阻害活性は、いずれも非常に高い活性を示しており、上市されている種々のインヒビター素材との阻害活性比較試験においても、優れた活性を示した。【2011年、日本において、特許成立】
ページのトップへ戻る